新4K8K衛星放送のプロジェクトについて
新4K8K衛星放送実現に向けた
これまでの歩み
超高精細度テレビジョン放送の早期普及を目的として、総務省主催の
『4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合』が開催されるなど官民一体となった取組が進められてきました。
2017年には新4K8K衛星放送を担うBSAT-4aを打ち上げ、2018年7月まで4K・8K試験放送を実施し、
2018年12月1日から新4K8K衛星放送が開始されました。 4K・8Kの鮮明で迫力のある映像をお楽しみください。
4K・8K試験放送
2016年8月から開始した4K・8K試験放送は、放送設備や受信機器の開発、環境整備を目的として2018年7月まで行われました。
試験放送の歩み
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2015年9月衛星基幹放送試験局の予備免許交付
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2016年7月本免許交付
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8月NHKの4K・8K試験放送開始
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12月A-PABの4K・8K試験放送開始
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2018年7月試験放送終了
試験放送用アンテナ
4K・8K試験放送開始の様子
新4K8K衛星放送
新4K8K衛星放送は
2018年12月1日から順次、放送を開始しております。
新4K8K衛星放送発展に向けた取り組み
従来のBS放送は、右旋、つまり右回りの電波のみを利用していましたが、利用できる周波数帯域をほぼ使いきっており、
新4K8K衛星放送を実現するための“空き地”がありませんでした。
新4K8K衛星放送を実現するため、2018年に右旋チャンネルの帯域再編を行い周波数の空き地を作りました。
また、新たに左旋(左回り)の電波を利用するために、周波数の国際調整を進めてきました。
さらに、新4K8K衛星放送のために中継器の高性能化をはかり、かつ左旋用の中継器も搭載したBSAT-4aを打ち上げました。
2020年には予備衛星としてBSAT-4bを打ち上げ、従来のBS放送に加え、
新4K8K衛星放送を安定してご家庭に届けられるよう、BS放送の更なる発展に貢献していきます。