「日韓衛星周波数調整会議」の会議場となった済州島についてご紹介します。
済州島(チェジュドウ、JEJU)は、成田から飛行機で2時間くらい。朝鮮半島の南に浮かぶ島です。韓国の最高峰漢拏山(ハルラサン)を抱え、海に囲まれたこの島は南国ムードが漂う韓国随一と紹介されているリゾート地です。
ホテル前の通りを撮ってみました。光がまぶしくて南国っぽいでしょ。1980年代後半から1990年代前半のバブルの時代には日本から大勢の買い物ツアー客と社用族(死語ですね!)が押し寄せました。その名残が町のあちこちにある日本語の看板に残っています。
今でも食堂に入ればカタコトの日本語が通じますし、成田から済州島に行く飛行機にもゴルフバッグを抱えた人がたくさん乗っています。日本人にとって敷居の低いリゾート地のひとつです。以前は外国人といえば日本人が多かった済州島ですが、今では街の免税店に入ると中国人観光客の団体さんが押し寄せています。見るだけならタダだと思って免税店で高級腕時計を見ていたら店員さんから中国語で話しかけられてしまいました。もちろんまわりは中国語が飛びかっています。
調整会議の会議場になったのは、空港から車で10分ほどの新市街にあるチェジュ・グランド・ホテルです。
1978年に建てられた立派なホテルで、カフェ、レストランはもちろんフィットネス・クラブにプールやカジノも備えています。
韓国はギャンブル公認でしたっけ?宿泊客用のゴルフ場もあるそうです。
今回は、韓国のお役所の人がこのホテルで会議を開くことを決めました。どうしてソウルじゃなくて済州島にしたの?
と聞いたら“いいところだろう。来たかったんだ”と答えていました。リゾート地で国際会議もいいものです・・・
K.H.
(⇒その3へ続く)