韓国ソウルに出張してきました。
ソウル市郊外の韓国民族村でのスナップです。
海外や国内各地からの観光客で賑わうそんな場所で、我が物顔で飛び回っているカラスの仲間です。
ごらんのように白黒の斬新なデザインの鳥は「カササギ」と呼ばれ、観光客のお菓子の残り物などを軽やかな飛翔で探し回っていました。
日本にもこの鳥はいます。しかも、佐賀県では天然記念物に指定され、佐賀県の鳥にも選ばれている珍しい鳥なのです。
別名を「カチドリ」と呼ばれ、縁起の良さに引かれたのか豊臣秀吉の朝鮮遠征の際、日本に持ち帰ったのが分布を拡げた起源という説が有力視されています。
日韓双方でさまざまなニュースが飛び交っている折り、カササギたちは「国境は全く関係ない」という逞しい生活ぶりでした。(K.T)