BS放送の電波を測定する機器を、我々は「受信モニター局」と呼んでいます。
これは放送衛星からの電波を日本のエリア内で常に受信して、サービス品質の把握・監視に役立てようとしています。
この受信モニター局を昨年度から順次開局しており、与那国島が第1号機となりました。
稚内局は栄えある第2号機となるわけです。ウルトラマンで例えると第2話でバルタン星人が登場したといったところでしょうか?
2つ目の局なので、与那国島での設置工事の経験を生かし、注意点をしらみつぶしにあたることで、作業は思いのほか順調に進みました。
作業中は「こんなに順調で本当にいいのだろうか・・・」という言葉を何度もつぶやいてしまいました。
設置工事の作業が予定より早く終了したため、宗谷岬からノシャップ岬のルートを回ってきました。
昨年のブログで間宮林蔵像と日本最北端の地記念碑を上げているので、今回は別の切り口。
稚内では冬に流氷が流れて来るそうで、その流氷を保存している流氷館というものがあります。ちなみに入場無料です。
流氷館の中はマイナス10.6℃! 「低血圧、心臓病の方は氷室には入らずガラス越しにご覧ください」の文字まであります。
流氷の上にはこの辺りで見ることのできると思われる動物たちの標本が置いてあります。ただし、この中に1羽だけ気になる動物がいたのですが、寒さで頭が回らずさっさと出てきてしまいました。
気になる動物が気になってしまった方は、是非行ってみてはいかがでしょうか?(M.M.)
(⇒2日目その2へ続く)