「PTC’14」（環太平洋通信事業者会議）の打ち合わせで移動中、ダイヤモンドヘッドの向かいの丘にホテルのような大きな邸宅が点在しているのが見えました。
同行者に聞くと、なんでもハワイ有数の高級住宅地だとか。
関所のようなゲートがあり、前日に「ハーイ！」と言って通してもらった人が頂上からの風景は絶景だと言うのです。ならば少し時間もあるので行ってみようということになりました。
ところが、前日に同行者を通してくれた同じ係員はうって変わって「おまえはハワイアンステートIDかミリタリーIDを持っているか」と聞いてきました。
もとよりそんなものあるわけはなく、あえなく車はUターンとなってしまいました。

人間、ダメだと言われるとなぜかどうしても行きたくなります。
この話を会議で会った関係者に愚痴まじりで言うと、親切な関係者は自分の会社の者がミリタリーIDを持っているから一緒に行けばよいと言ってくれました。
そんなわけで翌日、仕事の空き時間にミリタリーIDを持っているマイケルさんという人と一緒にゲートに行きました。
さぁ、どうかと思っていたら、ゲート係員は今度はすんなりOKサイン。
やりました！

坂を登ると両脇には一体誰が住んでいるんだろうと思うような大邸宅の数々、眼下にはダイヤモンドヘッドと美しい湾が広がります。頂上の公園には、立派なバーベキューハウスもありました。
公園にはものの３０分ほどの滞在でしたが、しばしリッチで幸せな気分になれたのは確かです。（T.S.)