B-SATブログ

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2016/09/23

IFA2016視察 (2016.09.23)

2016年9月2日~7日までドイツ ベルリンで開催された「IFA2016」を視察しました。

このイベントは欧州最大の国際コンシューマー・エレクトロニクス展(家電総合見本市)で、毎年1月に米国ラスベガスで開催される「CES」と並ぶ世界最大級の家電見本市です。

IFA会場入口周辺

IFA会場入口周辺

先ず、注目点は「VR(ヴァーチャル・リアリティ)」、「Home Connect」(IOT)、そして「4K」関連と、ここ1~2年のIFA及びCESの傾向が継続・進展しているといった状況でした。その中でも特にVRはゲーム関連で実際の商品が多数出展され、今後10年で世界市場が6兆円規模にもなると言われている予兆を感じました。Home ConnectはWifi接続でスマートフォンなどから機器をコントロールする、いわゆる“スマート家電”と言われるもので冷蔵庫、洗濯機など様々な白物家電製品で対応製品が展示されていました。ウェアラブルデバイスではスマートウォッチなどに有名なファッションブランドの参入が見られました。また、健康やスポーツと様々なデバイスやソフトとの組み合わせが目立っていました。今後、家電(生活)がどのように進化していくのかを多く展示していました。

VRでゲームを体験中

VRでゲームを体験中

4Kテレビは各社、当たり前のように展示していましたが、特に有機EL(OLED)TV陣営が昨年の約2倍の11社に増加し、関連記事によると量産化や諸々の事情で特に大型ではLCDとの価格差が縮まって急速にOLEDに移行するのではとのことでした。ここ数年、韓国のサムスン、LGの展示スペースの巨大さと来場者の盛況ぶりが目立ちましたが、ソニー、パナソニックなど日本メーカーも盛況で、着実な盛り返しを感じました。(M.S.)

 

盛況なSONYブース

盛況なSONYブース

 

 

 

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