世間が海や山へと浮かれる7月下旬、スズメバチが巣食う緊急局へ蜂の巣駆除に行ってきました。
うだるような暑さの午後2時に、蜂の巣駆除専門の職人さんと合流し、緊急局へ入局。
職人さん曰く「働き蜂は外で一生懸命働いて夕方に巣に戻ってくるので、巣の駆除は夕方がベスト」とのこと。
「聞いていたより二回り大きくなっていますね。ほら、あそこです」 実に禍々しい模様と形です。早速、駆除作業へ。
防護服を身に固めた職人さんの10歩後方で眺めていた私に 「あれはスズメバチの中でも凶暴で執念深い黄色スズメバチなので、撤去中は局舎に避難していてください。近くにいると本当にやられますよ」 と、笑顔で脅されました。ということで残念ながら撤去中の写真はありません。
巣の撤去に5分、A3サイズの粘着紙をブンブン振り回して巣にもどってくる働き蜂を捕獲すること約1時間。
そんなこんなで、無事に駆除は完了。
蜂の巣は、間近で見るとかなりの大きさでしたが、手触りも模様も実に繊細でした。
木屑などを口でカミカミして、巣をコツコツと作り上げた働き蜂には敬礼です。
バラバラにした巣には、噂通り、働き蜂より一回りも二回りも大きな女王蜂が。
最大の興味は蜂の子だったのですが、蜂の子の大群が揃って頭をニョキニョキさせた様は、一言で言えば”キモい”です。私には到底食べられません。後の処分は職人さんにお任せしました。
蜂にはとんと素人な私でしたので、今回は全てが初体験、楽しい仕事でもありました。
職人さん、次回もよろしくお願いします。(S.O.)