少々時間が経ってしまってしまいましたが…。
受信モニター局の保守作業のため、小笠原諸島へ出張に行ってきました。
B-SATでは定期的に受信モニター局設備の点検を実施しています。
今回はアンテナ点検の他、受信設備の交換作業を実施しました。
1968年に米国から日本へ返還された小笠原諸島は、今年で返還50周年を迎えます。
小笠原諸島に行くのは今回が初めてだったので実感はありませんでしたが、島民の方曰く、こんなにたくさんの人が来島するのは久々だと皆さん口々にしていました。
小笠原諸島50周年を記念し、小笠原ミュージックフェスティバルが海岸沿いの公園で開催されており、老若男女問わず、たくさんの人々で賑わっていました。
世界自然遺産に登録されている小笠原諸島では、小笠原固有の生き物や植物をみることが出来ます。
幹から生えている木根がタコの足に見えることから名づけられたオガサワラタコノキや、
夜の浜辺には固有種のムラサキオカヤドカリがいました。
戦前に食用や薬用として持ち込まれ、その後野生化した外来種のアフリカマイマイも夜になるとたくさん出てきます。
手持ちのカメラでは上手く取ることが出来ませんでしたが、夜には天の川や流れ星なども見ることが出来ました。夜遅くになると月の光でほとんど見えなくなってしまうため、月が出てくる前の星空観察がオススメです。
透明度の高い鮮やかな海に囲まれた、とても自然豊かな島でした。(S.S)