こんにちは、新入社員のサテ丸です。
最近、曲名が「パラボラ」の邦楽があると知り少し驚きました。
今回の新入社員のつぶやきコーナーは、アンテナについてです。
B-SATでは多くのパラボラアンテナを使っていますが、アンテナをよく見てみると薄いものと厚いものがあります。
その違いには、「雪」が大きく関わっています。
アンテナ表面に雪が付着すると、送信利得が悪くなります。
送信利得とは、電波を送信する際の効率のことです。
アンテナには積雪対策のために融雪装置が備わっていて、その機構の違いがアンテナの厚さの違いになります。
薄いアンテナ
薄いアンテナでは、融雪用の電熱線が鏡面内側全体に張り巡らさせています。
鏡面とは、アンテナのお皿のような部分のことです。
つまり、電熱線で直接暖めてアンテナの雪を融かしています。
厚いアンテナ
一方厚いアンテナでは、アンテナ内は空洞になっていて、閉じた空間になっています。
この空間には、ブロアヒーター(電熱ヒーターにより温められた空気を送風する機器)があり、この空間内に暖かい空気を循環させることにより、間接的にアンテナ鏡面を暖めて雪を融かしています。
アンテナさん、24時間365日、雪の日も台風の日もお疲れ様です。
お陰様で、今日もBS番組を放送出来ています。