どうもお久しぶりです、ビー助です。最近は任せてもらえる仕事も増え、以前に執筆していた頃より忙しない日々を過ごしています。ようやく私も”社会人”になってきたと実感します。
さて、今回は先日に管制センターで行った消防訓練のお話をします。
地震・雷・火事・親父に数えられるように、火災というのは非常に恐ろしいものです。万が一に備えて、消火器具の使い方や火災発生時の対応フローを把握しておく必要があります。
当日は、管制センターの防災設備に携わっていただいている防災設備管理会社の方々をお招きして、最初に消火器に関する説明をしていただきました。
「消火器は初期消火に対して有効なのであり、火が壁を伝う程度まで広がってしまったら手遅れです。管制センターを守るという使命感に駆られて対処しようとせず、直ぐに避難するようにしてください。」という言葉が、私は一番印象に残りました。
防災設備管理会社の方による消火器の説明
次に避難訓練を行いました。火災ベルが鳴り響いたのを聞いて、管制室に集合。人数確認後、想定の火元と反対側の経路から迅速に管制センターの外へ避難しました。なるべく緊張感をもって臨むように心がけました。
外に避難したのに続けて消火器での模擬消火訓練も行いました。なんやかんやで消火器を使ったことがなかったので個人的に貴重な機会をいただきました。コツは玄関で箒を掃くように火元に吹きかけることらしいです。
三角コーンを火元に見立てての模擬消火訓練
最後に、消火栓を用いた放水訓練を行いました。普段開けることはまずない「消火栓」と書かれた扉を開くと、そこにはホースが格納されています。
まず使い方を指南してもらった後、希望者が順々に三角コーンを水で射抜いていきました。私もやらせてもらいましたが、見た目よりかは手元の調整は楽にできました。
「消火栓」にはホースが格納されています
狙いをよく定めて…
ジャストミート!!!
以上、なかなか実りある訓練であったと思います。この訓練を経て、火事が起こってしまった場合もそうですが、火事を起こさないためにはということにも意識が向きました。管制センターで生じる火災を考えた時、コンセントとプラグの間に溜まった埃がショートして発火するトラッキング現象が一番に挙げられます。日頃からコンセント周りには気を払うように心がけたいと思います。