こんにちは。
暖かくなったり涼しくなったりと、春の訪れを感じる今日この頃です。
管制センターの隣に大きな桜の木があり、今年も綺麗に咲いておりました。
満開の桜を見るたびに、新しい年度が始まるのだなと、わくわくした気持ちがこみ上げてきます。
新年度といえば、入学や入社、異動、引っ越しなど、新たな環境でスタートする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中管制センターでは、新年度が明けるとすぐにアンテナの定期保守を実施します。
今日は定期保守の項目のひとつ、アンテナの鏡面清掃をご紹介いたします。
普段はほとんど動いていないように見えるアンテナですが、鏡面清掃の際は90度真上を向くまで動かします。
年に一度しか見ることのできない貴重な光景です。こうしてみるとアンテナがお茶碗みたいに見えますね。お腹が空いてきました。
このアンテナの横に足場を組み、淵からアンテナの中心へと降りていきます。
あとは高圧洗浄機を使って一生懸命きれいにします。
一年分の汚れが溜まっておりますので、丁寧に落としていきます。
私は初めて登ったので、10m以上の高さに足がすくんでしまいました。
白い屋根の部分(副反射鏡と言います)もしっかりお掃除します。
実はこの上、人が立つこともできるのです。意外と頑丈ですね。
アンテナを隅々まで掃除し終わったら、いつもの角度に戻して作業終了です。
汚れが取れて真っ白になりました。また一年間お仕事よろしくお願いします。
鏡面清掃以外にも、定期保守では色々な作業を実施しておりますが、それはまた別の機会に紹介させていただきます。
以上、お読みいただきありがとうございました。
(Y.M)