B-SAT社は安定した品質のよい衛星放送サービスを提供しています。
日本全国でのB-SAT衛星からの電波を連続受信してモニターし、そのサービスを日夜確認するために、受信モニター局の設置を進めています。電波の強さが時間や日々、季節でどう変化するかを正確に把握し、サービス品質の解析を行なうことで、安定したサービス継続をめざします。
平成24年度は東京局、与那国局を設置しています。今後、日本全国に受信モニター局の設置を広げていく予定です。
東京の受信モニター局はNHK放送センターの屋上に設置されています(写真1)。
写真2中央がB-SAT受信アンテナです。このアンテナは市販品で、小さく見えますがアンテナ径は50cmです。
手前に見える大きなアンテナ基部は、地上からB-SAT衛星に番組を送っている現役の5mアンテナで、奥に見えている上半分のアンテナは予備の7mアンテナです。このアンテナの奥に富士山が見えています。
受信モニター局アンテナは大型アンテナの間にひっそりとたたずむ小さなアンテナですが、衛星放送の品質維持に大事な枠割を担っています。 (Ka.Sh., Y. K.)