ベルリンのIFA2013を視察したあと、パリに移動し、世界の衛星の運用会社、サービス提供事業者、衛星製造メーカ、打ち上げ事業者などが集まる衛星通信業界関係者の会合に参加しました。(写真下)
現在、世界全体で衛星運用会社は、50社程度あるそうです。
わがB-SATは、日本の直接放送衛星(DBS)を調達し、打ち上げ、東経110度、赤道上空36,000kmの静止軌道で運用を行っていますが、静止軌道は、全世界の運用会社のほとんどが使用しているので、大変混み合っています。
また、低い軌道で衛星電話・データサービスなどを行う運用会社もあります。
さて、仕事の話はこれくらいにして、今回のパリ出張で変わった光景に出くわしたので紹介します。
宿泊先のホテルから、会合のあったホテルまで徒歩で10分ほどですが、途中でパリ中心街にある有名なヴァンドーム広場を通っていきます。そこで、何とも形容しがたい像に出会いました。(写真下)
黒い像の右手には、表に「風」、裏に「神」と書かれた札のようなものがついています。風神でしょうか。少し離れたところには、赤い像が建っていますが、そうするとこちらは雷神でしょうか?でも、太鼓は見あたりません。
まだ他にも、広場には、像がおいてありました。勝手な解釈ですが、日本の古典的な風神や雷神がフランス流にモダンにアレンジされているのでしょうか。
通りすぎる人は、もの珍しげにカメラを構えていました。(私もその一人)
今、広場では有名なホテルや、お店は改装工事中のものが多く、ちょっと殺風景になっていますが、こんな像のお陰で、なんだかなごんだ気分になりました。
パリの歴史ある建物にモダンな垂れ幕、その前の広場に風神(雷神?)、それぞれはまったく関連性がないようにも思えますが、一枚の絵に収まると、やっぱりパリですね。(O.Y.)