11月中旬に会議出席のためスウェーデンのストックホルムに出張してきました。
スウェーデンといえば北欧。北欧といえばサンタクロースとかバイキングとかしゃれたデザインの家具などが思い浮かびます。
ストックホルムの街を歩くとセンスの良さがあふれているというか、たくさんの遊び心に出会います。その中でも市内を走る地下鉄が楽しいのです。
市内のホテルと郊外の会議場を行き来するのに毎日地下鉄を使いました。この地下鉄は3本あるうちのいちばん新しい路線だそうで、よく掘ったもんだなぁと感心するくらい深いところを走ります。
エスカレーターを延々と下っていくと途中から化粧パネルがなくなって岩肌にモルタルを吹き付けただけのゴツゴツとした感じの壁になります。なんだか洞窟探検に行くみたいです。
天井を見るとピアノの鍵盤のデザインにフェイクの雨漏りシミをつけていたり、ホームには子供のお絵かきかなと思うような絵が描かれていたり。この壁に落書きする人はいませんよね。
”あれっ?”というものを見つけるのが楽しくて、なんだか大真面目に遊んでいるみたいな地下鉄です。(K.H)