現在各地に設置を進めているBS放送の電波を測定する機器の設置工事のため、小笠原諸島の父島まで行ってきました。
父島までの交通機関は船のみで、竹芝桟橋から週1便運航しています。距離にして南へ1000km、25時間半もの時間をかけて到着します。
船酔いからくるめまいと戦いながらも設置工事は順調に進んだため、空いた時間を利用して島を一周してきました。
2011年にユネスコ世界遺産に登録された小笠原諸島ですが、こういう仕事をしているとどうしても目がいってしまうものがあります。
写真は小笠原にある国立天文台望遠鏡のVERAです。
アンテナの直径が20mとB-SATのもつ一番大きなアンテナの2倍以上です。
この他にも種子島宇宙センターから打ち上げられるロケットを追跡するための施設もあります。
海の近くなので錆の対策が大変だろうな~なんて思いながら眺めていました。(M.M.)