コペンハーゲンに出張して分かったことは、とにかく寒い!北緯55度ですから、札幌よりも10度以上北にあります。日中も曇りか雪で、出張中はほとんど晴れませんでしたが、寒いばかり言っていても仕方ないので、唯一晴れた日曜日に少し遠くへ出かけてきました。
コペンハーゲン中央駅から電車で約45分。距離にして約30km北へ行ったところに「クロンボー」という世界遺産に登録された城があります。
クロンボー城の対岸、バルト海に面した海岸線の向こう側7kmほどにはスウェーデンを望むことができます。この海峡を渡る際に通行税を設け、この城が使用されていた15世紀から18世紀の間のデンマーク王室の財政を支えていたのだそうです。城の中ではそういった城の歴史を紹介する動画などが上映されていました。
さて、クロンボー城の地下牢には一人の英雄が眠っているとされています。
我々は地下牢へ続く暗い道をたどっていきましたが、光はほとんどありません。入口では懐中電灯が売られていました。今ではスマートフォンがライトの代わりになるので商売あがったり?
そうして進んでいくと出会えるのが、石膏でできたホルガーダンスク像です。
言い伝えでは、デンマークに危機が訪れると眠りから覚めて、危機から救ってくれるとされているそうです。
写真では伝えきれませんが、相当大きい像なので、このサイズの人が眠りから覚めたら危機を救うというのもなんだか納得させられてしまいました(M.M)(⇒To be, or not to beへ続く)