8月1日午前10時、BSによる4K・8K試験放送の認定放送事業者、
日本放送協会(NHK)が4K・8K試験放送を開始されました。
今後、もう1者の認定放送事業者、一般社団法人放送サービス高度化推進協会
(A-PAB)も4K・8K試験放送を開始される予定です。
4K・8K放送では、地上デジタル放送の4~16倍の解像度、明暗の階調をひろげたHDR(ハイダイナミックレンジ)による美しい映像や、22.2マルチチャンネルサラウンドなどの立体的な音響もサービス可能です。
残念ながら、現段階ではBSによる4K・8K試験放送対応のテレビ受像機は市販されておらず、一般のご家庭ではご覧いただけませんが、NHKの全国各放送局と、
この夏のオリンピック期間中全国6ヶ所に設置されるパブリックビューイング会場でご視聴いただけます。
4K・8K放送は官民双方の協力で推進してきた事業で、2018年にはBSでの実用放送開始も予定されており、制度整備、放送事業者の募集など最終段階を迎えています。4K・8K放送対応のテレビ受像機も、実用放送開始に向けて開発、製品化が進められることになります。
弊社では、この歴史的な事業の実現に向けて、関係各署との連携をはかりながら、
BS放送・インフラ提供事業者としての役割を着実に果たしてまいります。
(E.M)