2018年12月1日、いよいよ「新4K8K衛星放送」が始まります。
B-SATは「新4K8K衛星放送」を支える、放送衛星BSAT-4aと、放送事業者プログラムを放送衛星にアップリンクする地球局の運用を行います。
アップリンク地球局整備は、2017年1月に衛星基幹業務認定が実施された後、同年3月、新4K8K衛星放送用の菖蒲・第6局舎建設工事からスタートしました。
局舎竣工後には、電源設備、アンテナ設備、本線設備、 渋谷~菖蒲間の回線などの整備を順次行ってきました。
2018年11月初旬には試験電波発射を行い、整備を完了しました。
【新4K8K衛星放送用の菖蒲・第6局舎建設工事】
2017年3月30日に菖蒲・第6局舎の安全祈願祭を行い建設工事に着工、8か月後の同年12月4日に竣工検査を行い、建物の引き渡しを受けました。
菖蒲・第6局舎は他の局舎と同様に1階の床を地盤面から2m嵩上げすることによる浸水対策を行っています。
【第6局舎の電源設備整備】
60,000Lの地下埋設オイルタンクと容量500kVAの自家用発電機設備により、約200時間の放送継続が可能です。
また、本線機器は全てUPS設備を経由しているため、 停電があった場合にも放送への影響はありません。